1月の末。廃墟巡りに火が点いていた最中、飲んでいたカメラ仲間と急に撮影の旅に出よう！となりまして、翌日に車を走らせ房総半島の奥地まで行ってました。

今回の撮影地は、今ではもう使われずにいる小学校という事で、木造という事もあって如何にも「学校の怪談」シリーズで使われてそうな雰囲気を醸し出している。

旧校舎には花子さんが居て用務員さんが食われた、とか、4:44には何かが起きるとか、あったよね。

実際は、そんなにホラーめいた所では無かったのだけれど、廃校だけあって足場がとっても悪い。

慎重に足を踏み進ませていかないと、あわや床下まで身体を突き抜けて身動きの取れない騒ぎになってしまう。

廃墟は怪我をしてしまう事が一番怖いので、さながら水面を駆ける忍者の如く進んで行きました。

で、今回の被写体は珍しくダンボー。

実は、前から景色だけを撮っているとどこかで飽きてしまって、やっぱりモデルさんが居れば楽しいのになあと思ってたんだけど、易々と自分の好きなようにモデルさん引き連れて来るわけにも行かない。

何かいいバリエーションを増やす方法は無いかと思っていたところ、そういえば数年前に買ったっきりホコリまみれになっていたダンボーを思い出した。

試しに今回引き連れてみましたが、これがめっっっちゃ楽しい。

うまく廃校舎のレトロな色味が相まって、とてもいい儚げな雰囲気を醸し出している・・。

流石に人気のあるところでは恥ずかしくて撮れないけど、これからいい旅の相棒になってくれそう。

今回はダンボーポートレートのような目的があったので、大好きなSIGMA 50mm F1.4を。

やっぱりシグマのArtシリーズの単焦点は最高。もう解像度が素晴らしい。

ズームレンズには無い、いい写り方をしてくれるよなあ。

でも、結局はスナップとなると24-105の便利レンズを使ってしまうんだけどもｗ